キャッシングサービスとは限度枠内で無担保無審査の融資を受けカード会社のATMから直ちに現金を引き出すことができるサービスのことです。
普段はキャッシングは使わないという人でも海外旅行でタクシー料金やチップなど現金も必要になる場合がありキャッシングサービスがあって良かったと思える場面も想定できます。
キャッシングという用語はクレジットカードの草創期に銀行系のカード会社が作った造語でVISAやMasterもアメリカでは同様のサービスを「キャッシュアドバンス」と呼んでいます。
こうした日米の用語の違いはキャッシングに限らず、例えば日本では一括払いも分割払いもリボ払いも総称してクレジットサービスといいますがアメリカでは一括払いを「キャッシング」といい、分割払いやリボ払いを「ローン」といいます。
もっとも、すっかり定着した用語なので、いまさら変える必要もなく日本では買い物などの支払いにカードを使うことをクレジットサービス、現金をATMから引き出すことをキャッシングという、ということで良いのではないでしょうか。
無審査無担保で直ちに融資実行なので文句を言ってもしようがないのですが、キャッシングの金利は結構高めに設定されています。
しかし、翌月一括で返済するとすれば年利25%だとしても、元本に2%ほど上乗せするだけなので、海外旅行や出張時に緊急に現金を用意できるということを考えれば安いものと思うことにしましょう。