ＦＸとは外国為替証拠金取引の略称です。
証券会社を窓口に外国為替レートの変動により差益を求めるデリバティブ（金融派生商品）のことです。
小額の元手で始められ、多くのネット証券が窓口として選べるので、口座の開設から売買注文、精算まで自宅にいながらにしてできる手軽さあります。
それでいて、ネット株取引など以上の収益（当然損失も）が上げられる可能性があることから近年非常に多くの一般投資家が参加する様になった投資市場がＦＸです。
ＦＸを始めるには窓口となる証券会社をえらび口座を開設し証拠金を差し入れます。
証券会社の窓口や電話で売買の注文を出すこともできますが、インターネット経由での注文が現在では大多数を占めるようになっています。
各証券会社は売買注文用のＷＥＢページや専用ソフトウエアを開発するなどして、その使いやすさ、つまり、売買注文の出しやすさや、値動きなどの情報の見やすさ、指標の提供などで、しのぎを削っています。
ＦＸの場合、損失が差し入れた証拠金に限定される仕組みが確立され、法律上の規制もかなり整備されていることから、かつての商品先物のような素人を食い物にした詐欺的な投資勧誘などの社会問題が起こることがなく、ハイリスクハイリターンなわりに健全性が高い市場が形成されています。
そして、実際に素人が億万長者になるチャンスもあります。
ただし、利益が出たら確定申告の上、納税の義務があり、これを怠ると脱税で刑事罰に問われる可能性もあるので注意が必要です。